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電動スクーター用車載クレーン製作記-4

クレーンの試作その2

さて、前回の書き込みからずいぶんと日にちが経ってしまいましたが、結論からいいますと新たな設計で作り直したクレーンは大成功。そこで車載クレーンの特許を調べてみたら類似特許もなかったので特許申請をすることにしました。
というわけで、4月末にクレーンはほぼ完成していたのですが、特許申請書類の作成でブログをしばらくお休みしていました。先週末にようやく特許申請書類を特許庁に提出しましたので連載再開です。
新たな設計は、ベースとなるフレームはそのままで、長さ1.5mのクレーンアームをフレーム前後の梁の部分に渡し、電動スクーターを吊り上げたらアームごと車内へ引き込むという方式。そしてこの方式を特許申請しました。
図にするとこんな感じ。ベースとなるフレームは製作記-3で紹介した図と同じです。

Crane_12

最初はヤフオクで入手した肉厚2.1mm、30mm角、長さ1,500mmの鉄パイプをアルミサッシ用L型スチールブラケット(M8用)で前後の梁に取り 付けたのですが、アームを支える梁と梁の間隔が約50cm、後部への突き出しが約1mというクレーンアームの先端に約60kgという荷重がかかるわけです からクレーン各部に加わる荷重は半端ではありません。クレーンアームは大きくしなり、とても実用に耐えられそうではありませんでした。写真を撮ることもな くボツ。
ただ、あらかじめ荷重を予測してステンレス丸パイプ(肉厚2mm、28mm径)に交換しておいた前側梁の強度は問題なく、42mm径の後部梁は多少しなり ますがぎりぎりセーフかな、ハンドウインチも多少力は必要ですが取り付け位置やワイヤーの取り回しは予想通りで、何とか先は見えてきた感じです。
そこで、今度は肉厚1.6mm、30×50mm、1,500mmのステンレス角パイプを購入、ブラケットも作り直した。さらに、クレーンアームができるだけ水平になるように古いブラケットを利用して前側梁のブラケット取り付け位置をかさ上げした。
真横から見た図はこんな感じ。

Crane_zu_3

クレーンアームは前側梁に取り付けるブラケットの位置を下げないと水平にならない。Uボルトの長さいっぱいに約10mm下げた。

Crane_11


スクーターの座席を取り外し、ハンドルをたたんで吊り上げるとこんな感じ。さすがステンレス角パイプ。ほとんどしならない。

Scooter_04

ワイヤーを座席取り付け部のポールに2回ほど巻き付け、スナップフックをワイヤーに引っかけている。車内へ引き込むときは短いスリングをリングキャッチに掛けて落下を防止。

Scooter_06

何とか車内に収まりました。でもいまいちスマートではない感じ。ウインチのハンドルがスクーター後部のボディーに当たって回しづらいし、ワイヤーの掛け方もいまいちだ。

Scooter_07

案の定何度かテストを繰り返していたらワイヤーがほどけてスクーターが落下。大きなダメージはなかったがこれでは危なくて使ってられない。それに、スクーターを吊り上げた状態でクレーンアームを引き出すのも重たくて大変である。もう少し何とかしなければ。

(特許出願中に付き、無断複製、無断転載を禁止します。)

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